いじめについて意見交換する児童・生徒たち=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 いじめをなくすための取り組みについて考える「SAGAいじめ撲滅会議」が24日、佐賀市の佐賀大学で開かれた。主催の佐賀大附属中の生徒会と県内五つの小中高校から約百人が参加し、いじめについて児童・生徒が本音で意見交換した。

 会議は、学校のいじめへの取り組みの成果と課題の共有を目的に開いた。まず、附属中の生徒が活動発表を行い、昨年度、いじめをなくすグループ「いじめバスターズ」を発足させたことや、生徒独自のアンケートを行ったことなどを報告した。

 続く意見交換ではいじめの定義を確認し、加害者側にとっては“いじり”の行為が、いじめになる認識が薄いことや、傍観者の見過ごしについて意見を出し合い、意識共有した。また、「被害者の心にそっと寄り添うことを優先するべき」「加害者にも何か悩みがあったはず。コミュニケーションを図るべき」「傍観者がいじめ防止に努めれば、クラス全体の雰囲気を変えることができる」など、さまざまな意見が出た。

 会議では、一つの提案に対し、学校や学年を越えて活発に質問や改善意見が飛び交った。附属中の古賀勝利校長は「自分以外の人を考える強さを鍛えないといけない。そのためには自分を磨くことも大事だ」と講評した。

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