秤や砂時計を使い細部までこだわった実演で茶を入れてみせる「嬉野茶寮」のスタッフ(右)=嬉野市の和多屋別荘

 嬉野が誇る茶や磁器などを上質な空間で楽しむ企画「うれしの晩夏」が26日、嬉野市の和多屋別荘で始まった。特製の茶や甘味を提供する喫茶、地酒を楽しめるバー、同市吉田地区が産出する肥前吉田焼の展示などを通し、嬉野の魅力を堪能できる。

 企画の一つ「嬉野茶寮」では、若手茶農家が生産した一番茶をブレンドした「晩夏茶」をはじめ、釜いり茶、紅茶、冷茶など8種類を甘味と味わえる。スタッフが茶を入れる実演も、秤(はかり)や砂時計も使い見せ方にこだわり、会場にはジャズを流すなど、特別な空間演出を追求した。

 「吉田焼ミュージアム」には、肥前吉田焼の製造過程を実物で解説したり、器の断面を見せるなどの珍しい展示や、吉田焼の7窯元の特徴的な作品を紹介するコーナーもある。

 「茶寮」に来場した橘倫央さん(37)=東京都=は「会場の空気感からもてなしを感じる。お茶はすごくおいしいし、こんな雰囲気でお茶を飲んだ経験は初めて」と感激していた。

 「茶寮」は28日まで。午前11時から午後6時は喫茶、午後6時から10時はバーとなる。「ミュージアム」は31日まで。午前9時から午後10時までで観覧無料。問い合わせは和多屋別荘、電話0954(42)0210へ。

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