緒方孝市さん

 己を信じて突き進む。日本に12人しかいないプロ野球の監督職に「ものすごく幸せ、名誉なこと。一番幸せな時間を過ごさせてもらっている」と誇りを感じている。

 「野球は人生の道」だと断言する。小学生で始め、1987年に広島入団。野球一筋、カープ一筋に歩んできた。四六時中、野球と向き合い「野球人である以上、次の戦いに備えてどうすべきかを考えて、頭の中を常に巡らせている」。

 息抜きの時間はほとんどないが「名のある所の力っていうのは昔からある」と、パワースポット巡りには興味を示す。お薦めは三重・伊勢神宮。昨年末には家族と福井県の寺院に足を運んだ。けがや病気を治すと言われる地蔵があれば、熱心に願い事。胃がんが発覚した赤松真人選手のため、お守りも買って贈った。

 家で野球の話は少ない。だが今年5月、小学6年の長男がサッカーに加えて野球を始め「スポーツで人との輪が広がる。野球はその種目の一つ。いろいろ経験してほしい」とどこかうれしそう。

 まだ不格好なスイングの長男の素振りに付き合ったこともある。手のまめがつぶれても「そんなの関係ない。よくあることだ」と、みっちり2時間鍛え込んだ。

 昨年家族に加わった愛犬の「優勝」も癒やしの存在。娘からは若干太ったことを指摘され「(犬の)優君に似てきた」とからかわれた。「(体形が)変わってきたから悩んどる」と気にするようにもなり、毎日青汁を飲んで、体調を整える。48歳。鳥栖市出身。

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