介護予防拠点施設として活用される公民館の増改築が完了し、落成式で祝う地区住民ら=基山町長野の第7区公民館

 来年度末までに介護予防サービスが国から各市町村に移管されるのを前に、基山町は同事業を先行して始める。長野地区(7区)の公民館を活用して町内第1号の拠点施設を整備し、10月から週2回ロコモ予防体操教室などを実施して地域住民の健康増進に取り組む。

 介護保険の予防給付のうち、介護予防通所介護と介護予防訪問介護が市町村が行う新総合事業へ移る。市町村が中心となり、地域の実情に応じて事業所や住民など多様な担い手によるサービスを実施する。

 これに先立ち、基山町は国の補助金を活用し、約850万円をかけて長野地区公民館を増改築。「長野介護拠点センター(仮)」として運用し、町主催の介護予防教室を開く。主に運動や体操を行うため、床板の下にクッション材を敷いて膝などへの負担を軽減した。

 落成式で松田一也町長は「今後は地域の福祉介護は地域で考える時代。町内で1番に始まる取り組みで、“基山モデル”として町内外に広がるよう努力したい」とあいさつ。舟木喜代美区長(67)は「町の事業だけでなく、住民発信の活動でも利活用を図っていきたい」と話した。

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