有田での作品制作を説明するルタ・ブックタさん=有田町上幸平

 有田町に3カ月滞在し、焼き物作りに取り組んだオランダのデザイナー、ヤン・ブルックシュトラさんとアーティストのルタ・ブックタさんが25日、有田で取り組んだ作品制作の成果を発表した。2人は写真や動画で創作過程などを紹介。「窯元などの協力と、有田の自然があったからできた作品」などと感謝した。

 ルタさんは、興味深かったこととして、いこみ製法や転写に初めて挑戦したことを挙げた。オランダでの展示では、経験した茶会の映像を流す計画を紹介し「作品には日本文化の影響が感じられる」などと話した。料理人でもあるヤンさんは「帰国後に屋台で使いたい」と、高台や底面に飾りを入れたラーメン鉢10種類を10点ずつ仕上げた。作品作りを紹介するとともに、協力した窯元などに、オランダで出す予定のラーメンを振る舞った。

 2人は佐賀県が進める有田焼創業400年事業の一環で、オランダ大使館と締結したデザインとモノづくり交流で来日。オランダの二つの政府系基金から公募で選ばれ、6月から町内にホームステイして作品制作を続けていた。

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