草スキーを楽しむ留学生=基山町の基山

 草スキーの名所として知られる基山町の基山(標高約405メートル)で27日、「2016草守基肄(くさすきい)世界大会」が開かれた。鳥栖市の日本語学校に通うネパールやスリランカ出身者を含む約100人が出場。草で覆われた山頂付近の斜面を木製のそりで滑り降り、一陣の風となってゴールを目指した。

 9月からの草スキー場開放を前に、長年地元で愛される自然を生かした遊びを広く知ってもらおうと町が開いた。

 傾斜約15度の急勾配に、長さ15メートル、30メートルの計2カ所のコースを設置。個人戦、団体戦計5クラスで競った。団体戦はリレー形式で、6人一組で1人ずつ滑り、木製のそりをバトン代わりにつないだ。最大で時速15キロほどにもなる速度に姿勢を崩し、ゴール手前で転倒する参加者もいた。

 鳥栖市の日本語学校「弘堂国際学園」に通うスマンガ・ラージャパクシャさん(21)=スリランカ出身=は「初めてやったがスピードが出て楽しかった。家族や友人が日本に来たらぜひ体験させたい」と満喫したようだった。

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