有田焼の製造工程の説明を聞くツアー参加者=有田町の徳永陶磁器

 滞在型観光を通して有田の歴史や伝統に触れる「楽習ツアー」が、27日までの2泊3日の日程であった。東京や大阪などから26人が、陶芸体験や町歩きを楽しんだ。

 陶器市期間以外の集客の可能性を探ろうと、町民らでつくる「有田ニュークリエーションツアー」(福井昌平団長)が、初めて企画した。一行は、国内外のアーティストらが長期滞在して焼き物作りに取り組む徳永陶磁器で、職人の指導を受けながらろくろなどを体験した。陶磁器店が軒を連ねる通りなどを散策し、陶都の魅力を満喫した。

 十数年ぶりに有田を訪れたという東京都のデザイナー・小林清春さん(70)は、転写シールを使った焼き物作りに初挑戦。「実際に体験することで有田焼の魅力が一層伝わる。焼き物を含めた有田の文化を味わった」と話した。

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