ナシ、暖冬だと寒さに弱く

 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は19日、10~12月の気温が高いと、ナシの木に付いた花の芽が翌年1~2月の寒さに耐えきれずに枯死することがあるとする研究結果を発表した。鹿児島県農業開発総合センターとの共同研究。

 九州各地では幸水などニホンナシの発芽不良がたびたび起きているが、暖冬の影響で寒さへの耐性がなくなるのが主な原因らしい。農研機構の阪本大輔主任研究員は「地球温暖化で暖冬が増えるようになると、発芽不良が全国に広がる可能性がある」と指摘。ただ肥料をまく時期を変えることで芽が寒さに強くなることも判明。農研機構は農家に対策を指導する。

このエントリーをはてなブックマークに追加