Cygamesの近石愛作管理本部長(左)から橋本康志鳥栖市長に寄付申出書が手渡された=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

完成から21年がたち、老朽化が目立ってきたベストアメニティスタジアム。Cygamesの寄付を受け、鳥栖市が支柱や外壁を塗り替える=鳥栖市

企業版ふるさと納税最高額

 サッカー・J1サガン鳥栖のスポンサー「Cygames」(サイゲームス、本社・東京都渋谷区、渡邊耕一社長)は25日、企業版ふるさと納税制度を利用し、チームのホームタウンである鳥栖市に3カ年で計6億8600万円を寄付すると発表した。昨年度から始まった同制度では全国最高額で、市は完成から21年がたち老朽化が目立つベストアメニティスタジアムの改修費に充てる。

 サイゲームスは渡邊社長が伊万里市出身の縁もあり2015年からサガン鳥栖のスポンサーとなった。同社の近石愛作管理本部長は「スタジアムが輝きを取り戻すことで魅力を感じてもらい、サガン鳥栖の発展や鳥栖市の交流人口増加に貢献できれば」と寄付の理由を述べた。

 鳥栖市は「スタジアムリニューアルによる魅力向上プロジェクト」として9月上旬に国に事業を申請予定で、11月の認定を見込む。3カ年計画でスタジアムの支柱や外壁の塗装を塗り替える。9月議会に設計費1300万円の予算を諮る。18、19年度にかけサッカーのシーズンオフを中心に施工、全額寄付で賄う。年度ごとに寄付を受ける。企業は寄付額の約6割が法人税控除などで優遇される

 記者会見で橋本康志市長は「改修費用に頭を痛めていたところに心強い支援をいただきありがたい。駅前整備と一体的に取り組み、サッカーを楽しむ環境をつくりたい」と歓迎した。

 26日のホームゲーム(ガンバ大阪戦)は、同社がマッチスポンサーを務め、人気アニメ「ユーリ!!! on ICE」とのコラボマッチを実施、グッズ販売やハーフタイムの花火で盛り上げる。

このエントリーをはてなブックマークに追加