子どもたちの練習を見守るサッカーJ2・東京ヴェルディの土肥洋一コーチ=武雄市の武雄小学校

 サッカーJ2・東京ヴェルディ(東京V)の土肥洋一コーチら4人によるサッカー教室が17日、武雄市の武雄中で開かれた。同市内外の中学生約240人が、多様な練習方法でサッカーの技術を磨き、練習に臨む際の心構えも学んだ。

 中学1年と2・3年で別々に指導し、このうち2・3年の教室では、囲まれた3人に奪われないよう10人でボールを回す練習をした。土肥コーチは「サッカーは真剣にやるから面白い」とげきを飛ばしながら、「1タッチで回して」「パスを出したらポジションを移動して」など徐々にルールを難しくし、子どもたちは意思疎通に悪戦苦闘しながらも楽しんでいた。

 教室には東京Vの柴崎貴広、中後雅喜、南秀仁の3選手も参加した。白石中2年の田中廉輝さん(13)はプロの指導に「他のチームの人とコミュニケーションを取ったり、やったことのない練習で新鮮だった」と目を輝かせていた。

 教室は武雄市内にも工場を構える縫製会社「トップセレクション」(東京都、安藤宏社長)がスポーツ用インナーウエアの開発で土肥コーチらにモニターを務めてもらうなど付き合いがあったことから、昨年初めて実現した。今年は熊本復興支援とし、会場に募金箱を設けたほか、18日には熊本市の坪内小でも教室を開き、募金を同校に寄付した。

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