鳥栖市は1日の市議会鳥栖駅周辺整備調査研究特別委員会で、本年度に予定していた駅周辺まちづくり基本計画の策定を新年度に持ち越すことを明らかにした。同日開会の3月市議会に基本計画策定事業費3154万円を次年度に繰り越す補正予算案を提出した。

 特別委で市は整備計画案のうち駅西側の県道の整備方針などを巡り「県など関係機関となお調整が必要」と説明した。議員からは市側が示した計画案に対する質問は出たものの、策定遅れへの質疑はほとんどなく、関係機関との調整を急ぐよう要請した。松雪努企画政策部長は「鋭意調整中ということで理解をお願いしたい」と述べた。

 駅周辺のまちづくりは30年来の課題とされ、橋本康志市長が15年2月の3期目の市長選で「橋上駅化」を公約に掲げた。有識者らによる検討委員会を立ち上げて昨年3月に基本構想を作り、本年度中に基本計画をまとめる予定だった。駅周辺整備と連動して年度内に計画案を打ち出す予定だった都市計画道路についても、28日に次年度に関係機関との協議を継続することを決めている。

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