「茶師」として白い制服と洗練された所作で茶を入れる副島園の松田二郎さん=嬉野市の和多屋別荘

和菓子職人・御園井裕子さん(左)による練り切りの実演に見入る来場客=嬉野市の和多屋別荘

 「茶師」と称する茶農家7人が、自ら生産した茶を旅館で提供する期間限定の喫茶「嬉野茶寮」が25日、嬉野市の和多屋別荘で始まった。初日から多数の客が訪れ、嬉野茶と甘味の組み合わせや、洗練された空間や器の魅力に浸った。27日まで。

 夏にぴったりな水まんじゅうなどの甘味と、温冷9種類の嬉野茶を提供する。会場では独特な作法で茶を入れる茶師や、1日15個限定で練り切りを実演提供する和菓子職人・御園井裕子さんに、スマートフォンのカメラを向ける来場客が多く見られた。

 茨城県から訪れた林明子さん(36)は、「ほんのり香ばしくうま味もあるお茶と、練り切りの上品な甘さがすごく合う。お茶の産地を訪れたのは初めて」と感激していた。

 「茶寮」は午前11時から午後6時。主催する異業種メンバーはこのほか、嬉野茶や嬉野温泉をさまざまな展示方法で紹介するミュージアムや、茶師6人が日替わりで茶のコースを提供するサロンなど、五つの企画を9月30日にかけて展開する。問い合わせは同旅館、電話0954(42)0210、または旅館大村屋、電話0954(43)1234へ。

このエントリーをはてなブックマークに追加