農業士や県、JAの職員から就農のアドバイスを受ける伊万里農林高の生徒と農業大学校の学生=伊万里市の西松浦農業普及改良センター

 就農を志す若者と地域農業のリーダー的な役割を担う農業士たちとの意見交換会が22日、伊万里市の西松浦農業普及改良センターであった。高校生たちが農業経営の心構えや6次産業化の取り組みについて助言を受け、農業にかける夢を膨らませた。

 農業の担い手確保が課題となる中、和牛の繁殖・肥育の一貫経営など多彩な経営形態で活躍する農業士を「頼れる相談相手」にしてもらおうと、同センターが初めて開いた。伊万里農林高と農業大学校に通う生徒・学生7人とその保護者が参加した。

 生徒たちは家業を継いでの規模拡大や新たな品目への挑戦など、それぞれの目標を発表。積極的に質問を投げ掛け、6次化に関しては「加工場を建てると多額の投資が必要になる。まずは委託加工から始めて見極めてみては」と実践的なアドバイスを受けていた。

 実家の養豚業を継ぐことを志す伊万里農林高2年の小楠裕己さん(16)は「日欧EPAなどで農業の厳しさも肌で感じているが、6次化や販路開拓で稼ぐ意識も大切と思った」と話した。

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