県議会一般質問

 9月定例佐賀県議会は19日、一般質問初日の質疑を行った。義足や人工関節を使用している人、内部障害者や難病の人ら、外見では分からないが援助や配慮を必要としている人がバッグなどにつけて使う「ヘルプマーク」の導入について、藤原俊之県健康福祉部長は前向きに検討すると答弁した。

 江口善紀議員(県民ネット)の質問に答えた。ヘルプマークは2012年、東京都が作成した。県障害福祉課によると、10以上の都府県に広がっている。九州で導入した県はない。

 江口議員は「外見からは障害があると分かりにくい人が、公共交通機関の優先席に座っていたり、障害者用トイレを使用したりしていると気まずい思いをすると聞く」と指摘し、ヘルプマークを付ければ、詳しい話をしなくても援助の必要な人だと分かってもらうことができると訴え、導入と普及啓発を求めた。

 藤原健康福祉部長は「急に体調が悪化したとき、周囲に困っていることを知らせることができ、災害時には避難所などで適切な支援を受けやすくなるなど、有効なものと認識している」と応じ、「市町や関係団体の意見を聞きながら、前向きに検討していきたい」と述べた。

 この日は中倉政義議員(自民)、木村雄一議員(公明)、池田正恭議員(自民)、八谷克幸議員(自民)の4議員も登壇し、佐賀空港の自衛隊使用要請や九州新幹線長崎ルート、肥前さが幕末維新博覧会などの課題についてただした。

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