佐賀県弁護士会は9月4日午後2時半から、死刑制度を考えるシンポジウムを佐賀市中の小路の県弁護士会館で開く。映画や犯罪被害者遺族らによる討議を通し、世論調査で容認が多数を占める死刑制度を問う。参加無料。

 第1部はドキュメンタリー映画「望むのは死刑ですか 考え悩む世論」を上映する。弁護士らから制度の説明を受けた市民同士が意見を交わし、捉え方が変わる姿を描いている。第2部ではこの映画の監督を務めた長塚洋さんが登壇する。弟が殺害された遺族で、講演活動で現行の死刑制度に疑問を投げ掛けている原田正治さんと討議する。

 内閣府の2014年の世論調査で死刑制度を容認する回答は80・3%で、裁判員裁判導入後も高い水準を維持し、廃止を求める声は9・7%にとどまる。

 シンポは日弁連人権擁護大会のプレ企画として県弁護士会が主催し、九州の弁護士を対象にした死刑制度アンケート調査の結果も報告する。問い合わせは同会、電話0952(24)3411。

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