基肄城跡の地図に改善点や魅力的な点を書いた紙を貼り付ける子どもたち=基山町役場

 基山町の小中学生が町内にある国指定特別史跡「基肄城跡」の保存や活用方法について考えるワークショップが22日、町役場であった。約30人が参加し、頂上の景色の良さのPRやきれいなトイレを求める声など、さまざまな意見を出し合った。

 子どもたちは7人ずつの班に分かれ、基肄城に行って楽しかったこと、困ったことなどを自由に話し合った。「夜に行ったら流れ星がよく見えた」「草スキーが楽しかった」など良い点が出た一方、「雨の翌日は道が悪く靴が汚れた」「急な坂がつらい」などの不満も出た。設けてほしい施設としては「子ども向けの遊具」「ロープウエー」「天体観測ができる望遠鏡」「景色が楽しめる飲食店」「Wi-Fi環境」などが出ていた。

 ワークショップは町教育委員会が主催した。町では1993年に基肄城跡の保存存整備基本計画を作ったが、公有化や史跡修理を優先したことで、調査や整備が計画通りに実行されていない部分もある。そのため、2016、17年度の2カ年計画で新たな基本計画を策定しており、今回出た意見も反映させる。

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