白石産の菜種から絞った油の香りをかぐ児童たち=白石町の六角小学校

白石産の菜種から生まれた油について子どもたちに説明する「白石菜の花ファーム」のメンバー(右)=白石町の六角小学校

 白石町内で菜の花を生産する団体が、子どもたちに菜の花や菜種油について教える出前授業が同町の六角小であった。4年生約20人が、菜の花から菜種油ができる仕組みや、国産菜種油の希少性について学んだ。

 町内で菜の花畑を観光スポット化し、菜種から油も作って町内直売所で販売している「白石菜の花ファーム」(木室和晃代表)のメンバーが同校を訪問した。「日本で使われる菜種油の8割はカナダ産で、2割はオーストラリア産。国産はないに等しい」「取れる油は菜種の(重さの)半分くらい」などと菜種油の貴重さを紹介した。

 子どもたちは香りが強く「赤水」と呼ばれる油と、それをさらに精製したサラダ油の香りの違いを楽しんだり、「一つの菜の花からどれくらい油が取れるの」「菜種油はどこで買えますか」と尋ねたりと興味津々。野田桃香さん(10)は「菜の花畑をきれいと思って見ていたけど、そこから油ができているなんて知らなかった」と驚いていた。

 訪問日は旧白石町内の小中学校の給食に白石産の農産物を使う「白石食の日」でもあり、同団体の菜種油を使った春雨スープや根菜チップス、豚しゃぶサラダが提供された。子どもたちは「口に(油が)付いて嫌な感じがしない」などと感想を話しながら給食を楽しんでいた。

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