岐阜県と岐阜市は1日、県図書館(岐阜市)と同市立中央図書館で所蔵している小中学校や高校の学校史や記念誌など計19冊から、計290ページが切り取られていたと発表した。集合写真や学校生活を記録した部分がなくなっているといい、被害届を受けた県警は、器物損壊容疑で捜査するとともに関連を調べている。

 県図書館で被害に遭ったのは学校史や記念誌の10冊134ページで、昭和40年代から平成初期にかけての入学式や卒業式、運動会の集合写真など。カッターのような刃物で切られていたり、破られたりしていた。10冊は館内では閲覧できるが、貸し出しは禁止されていた。

 県図書館によると、4月28日に書架を整理していた非常勤の図書館司書が気付き、同日、県警に被害届を出した。10冊があった郷土資料のコーナーでは、1週間ほど前から、本が順序通りに並んでいなかったという。

 市立中央図書館でも、学校史や記念誌の9冊156ページが刃物で切り取られるなどしていた。【共同】

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