容疑者が母親を殺害したとみられる自宅(中央)=25日午後0時半ごろ、唐津市鏡

 25日午前11時ごろ、唐津市鏡の住宅から「母親を殺した」と110番があった。駆け付けた警察官が、屋内で頭から血を流して倒れている横山サトヱさん(68)を発見、唐津署は殺人未遂の疑いで、現場にいた職業不詳の次男(31)を現行犯逮捕した。サトヱさんは市内の病院に搬送されたが、正午すぎに死亡が確認された。同署は殺人容疑に切り替えて動機などを調べる。

 逮捕容疑は25日午前、自宅でサトヱさんの頭を殴打するなどして殺害しようとした疑い。容疑者は自ら110番した。

 唐津署は、容疑者はサトヱさんと2人で暮らしていたとみている。26日に遺体を司法解剖し、死因の特定を進める。

 現場は鏡山小から南に約300メートルの集落にある。父親が病死する6年前までは近所付き合いがあったが、母子と地域との関係は希薄だったという。近くに住む70代女性は「以前は通り掛かったお母さんと言葉を交わすこともあったけど、ここ何年かは会っていない」と話した。70代男性は「春に訪ねたとき、お母さんは元気そうだった。次男の話題は出ず、家の中がもつれているとは思わなかった」と驚いた様子だった。

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