雨の中、熱戦を繰り広げた遣唐使船レース=佐賀市の嘉瀬川

 遣唐使船を模した和船で競漕(きょうそう)する「第20回遣唐使船レース」が28日、佐賀市の嘉瀬川で開かれた。職場の同僚や友人らで結成した県内外44チームが出場し、雨の中で白熱のレースを繰り広げた。

 装飾された和船(長さ10メートル、幅1・5メートル)に16人が乗り込み、4チームずつの予選や敗者復活戦などを戦った。ドラや「せーの」という掛け声に合わせて櫂(かい)をこぎ、水しぶきを上げながら往復500メートルを疾走した。優勝した「ミズティック」(佐賀市)の冨永将吾さん(25)は「雨風が強くてなかなか前に進めなかったが、皆で力を合わせてひたすらこいだ。仕事後も練習してきた努力が報われた」と笑顔を見せた。

 レースは、中国の高僧・鑑真和上が奈良時代、5回の失敗にめげず佐賀の嘉瀬津に上陸したという伝承にちなみ、同レース推進協議会が例年開催している。

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