手すりの設置が予定されている垂訓碑へ続く石段=佐賀市金立町

 佐賀市は、金立町の金立山山麓にある市史跡「葉隠発祥の地」一帯を再整備する。新たに案内板や碑に導く石段に手すりを設けるほか、既設のトイレを改修し、駐車場を舗装する。来年の明治維新150年に向け来訪者の増加を見込んでおり、市文化振興課の担当者は「これまで整備が不十分だったが、利便性を向上し、気持ちよく利用できるようにしたい」と話す。

 関連予算2322万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を25日開会の定例市議会に提出した。来年2月完成を目指す。葉隠発祥の地は1967年に市文化財に指定された。武士の心得を記した「葉隠」の口述者である佐賀藩士、山本常朝の教えを示した垂訓碑が建設されている。雑草が生い茂っている場所もあり、市民から「見栄えを良くしてほしい」などの要望が寄せられていた。

 新設の案内板は駐車場の入り口付近に全体の地図などを表記する。大きさは縦90センチ、横180センチ。順路を示す表示板も3カ所置く。50段程度ある石段に延長約52メートルの手すり、遊歩道には約230メートルのロープ柵を設け、来訪者の安全性に配慮する。

 更地だった駐車場はアスファルト舗装した後、区画整理して約30台分のスペースをつくる。

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