おかず付き700円の弁当の見本を掲げる駅弁研究会の岸川淳会長=江北町の日本料理店「枡屋」

 江北町のJR肥前山口駅でかつて販売されていた駅弁が「復活」し、30日と7月1日の2日間、同町ふれあい交流センターネイブルと同駅改札前で限定発売される。町や町内の仕出し店などでつくる「駅弁研究会」が昨年11月から、かつて同駅で販売されていた駅弁「かしわめし」のレシピを基に研究を重ねてきた成果が披露される。

 町によると、同駅北側にあった仕出し弁当店「常磐(ときわ)軒」は1990年代半ばまで、駅で弁当を販売していた。町が地方創生の要としてオリジナルグルメ開発を企画し、かつての同駅のにぎわいを象徴する駅弁に白羽の矢を立てた。食品関係の専門家や商工会、一般町民も含む15人で研究会を組織し、10回にわたる改良を重ねてきた。

 限定発売される「かしわめし」は、のりや鶏そぼろ、錦糸卵を乗せたかしわめし500円版(30日は200個、1日は300個)と、おかず入りの700円版(30日は100個、1日は150個)の2種類。販売会は両日とも午前10時から。1人につき2個まで。なくなり次第終了。

 研究会会長で今回の製造も手がける岸川淳さん(57)=日本料理店「枡屋」店主=は「かつての弁当を知る人に懐かしんでもらえるような味付けにした。既に町内外から注目を浴びている」と売れ行きに期待を寄せる。問い合わせは町政策課、電話0952(86)5612へ。

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