嬉野市嬉野町吉田の「分校Cafe haruhi」(奥)を舞台に映画製作を企画した中林正太さん=嬉野市嬉野町

 子どもたちが映画作りを体験できるプロジェクトが今夏、嬉野でスタートする。撮影、出演だけでなく、作品のテーマ決定から子どもたちが主体となって取り組む。7月16日午前10時から、嬉野市嬉野町吉田の「分校Cafe haruhi」で事業説明会があり、参加者を募集している。

 対象は小学4年から中学生。現在はカフェとなっている旧吉田小春日分校や、春日地域を舞台とするドキュメンタリーを予定している。撮影は夏休み期間中の土、日曜日が中心。撮影も子どもたちにさせながら映画のテーマを絞っていく。8月4~6日は撮影合宿も予定する。

 16日の事業説明会では、長崎県でフリーカメラマンとして活動する牧嶋勝輝さんが、プロの視点から撮影や映像製作のポイントを子どもたちに教える。正午からは昼食付きの交流会も予定。参加費は300円。

 同カフェオーナーの中林正太さん(30)=嬉野市=が、映画製作を通してチャレンジ精神や仕事の難しさを知ってもらおうと、県の補助事業を利用して企画した。夏休み中に撮影し、その後編集作業を経て来年2~3月ごろには上映会も計画している。

 中林さんは「もともと『haruhi』で映画が撮れたら面白いと思っていた」と自然豊かな舞台の魅力を語る一方、「今の子どもたちは情報が簡単に手に入りすぎて、インターネットで見たことを自分の体験のように感じていると聞く。うまくいかないことや難しいことも含めてリアルな体験を重ねることで、乗り越え方などを学んでほしい」と期待している。

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