舞鶴橋と松浦川のほとりに位置する「からつキャッスル」(左)。唐津城も望める(右奥)=唐津市東唐津

 昨年夏で営業を辞めた唐津市東唐津の旅館が手軽な料金の和風旅館として1日、再オープンした。スケートアニメで「聖地」となった唐津城や舞鶴橋のたもとにあり、立地を生かしてファンの若者や女性、インバウンドの外国人を主要客層とする。

 経営は、唐津市ふるさと会館アルピノや玄海海上温泉パレアを指定管理する「ログポート」から独立した合同会社「ロジスト」(奥村義一代表)。経営者の高齢化などで賃貸物件となっていた旅館を改修した。

 建物は築30年で木造2階建て。1階は12畳の大広間を団体の客室や小宴会場に使い、朝食会場、カフェとなる洋室、浴場も。2階が6~8畳の客室5室で各室にユニットバスを備える。

 ロケーションから「河畔の宿 からつキャッスル」と命名。宿泊料は1人4500円、朝食800円(いずれも税別)を基本とする。

 唐津市内のホテル・旅館は、唐津がモデルのスケートアニメ「ユーリ!!! on ICE」の波及効果で20代の女性を中心に宿泊客が増えている。「B&B(ベッド&ブレックファスト=朝食)」形式で客層を開拓する。

 女将でアニメファンとの交流による唐津の活性化にも取り組む城野香織さん(45)は「唐津にもう一度帰りたいと思ってもらえる宿にしたい」と話し、年内公開の映画「花筐(はなかたみ)」効果にも期待する。

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