重傷と判断された模擬患者の応急処置をする消防署員ら=佐賀市の佐賀県消防学校

 短時間に多数の傷病者が発生する車や列車の事故、食中毒などに備えるための消防署の合同訓練が28日、佐賀市の県消防学校であった。佐賀消防署と南部消防署、北部消防署から83人が参加し、搬送や医療機関との連携の手順を確認した。

 車が暴走して歩行者が次々とはねられた想定では、重傷度を見極めて搬送の優先順位を決める「トリアージ」を訓練し、模擬患者を病院に搬送した。

 列車と車との衝突事故を想定したケースでは、県医療センター好生館や佐賀大学附属病院の医師らと連携し、負傷者の救助や応急処置を実施した。

 高田義博佐賀消防署長は「こうした事故は時間との勝負。消防署同士や医療機関との連携をさらに強めていきたい」と話した。

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