古賀義章さん

合瀬宏毅さん

岡豪敏さん

内山俊哉さん

■在校生から質問

 【生徒】 社会のグローバリズムはこれからどうなるのか。

 【合瀬】 インターネットの普及により、劇的に情報革命が進んだ。情報化した世界を生きていくためには、土台が大事になってくる。人間の軸が大切で、それは読んだり、見たり、体験することで作られる。(ネット情報の真偽を)見極めるために、自分は何が得意で何が不得意なのかを知り、長所を伸ばしていかなければならない。

 【生徒】 他の国と競う上で、個性を出し目立って行くために必要なものは何か。

 【古賀】 インドのことわざに「その国に合った洋服を着ろ」、つまり「郷に入っては郷に従え」という意味の言葉がある。その国の文化・宗教・生活をいかに知るか、どんな人生を送っているのかを知ることがスタート地点。そこから自分の違いが分かってくる。

 【生徒】 佐賀の発展に、地域創生では何が必要か。

 【岡】 政治家に聞いてみたが決め手がない。私は、関西から佐賀へ、逆に佐賀からも関西へ訪問して交流してもらっている。たくさんの新しい発見があり、訪れた人は「佐賀には良いものがあるが、どうして世の中に出ていかないのか」と話す。私はこのように、佐賀の魅力を知ってもらうことから始めている。

■対談を終えて

 ○内山俊哉さん

 校歌はファイアーストームで何度も歌ったので、当時が思い出されて、しばしタイムスリップしていた。高校生の目がきらきらとしていて、興味深く聞いている様子が見えて頼もしかった。高校時代は窮屈だと思うが、卒業すると西高生で良かったと思えるはず。僕らの話で「こんな先輩がいて元気に社会で頑張っているんだ」というふうに思ってくれたらうれしい。

 ○合瀬宏毅さん

 高校生からの質問のレベルが高く、積極的で、西高生は優秀だとあらためて思った。若いときは、人と同じことをする方が良いと思いがちだが、多様ないまの時代、違うことを大切にしていってほしい。佐賀(出身)ということを大事にして、それをいかに展開していくかが重要。学生時代は土台を作る時期。土台さえきっちりしていれば、どんなことでも対応できる。

 ○岡豪敏さん

 式典も粛々と進行していて、感銘を受けた。この学校にあらためて誇りを感じる。人生は長く、壁にぶつかり、立ち往生することがあるかもしれない。そんなときは信頼する先輩や友人に相談すると良い。自分に合う偉人や先人の言葉を知っておくことも良い。佐賀西を卒業したということを忘れないで、天山や干潟などふるさと佐賀の美しい風景の中で育ったということを思い出してほしい。

 ○古賀義章さん

 質問やあいさつから女性の力、推進力を見た。少しおとなしいが、僕らより賢いイメージがある。将来のこともよく考えているなと思った。アドバイスするなら、たくさん旅をしてほしい。旅をすると、自分が何者でどんなに弱い人間か自然に見えてくる。そしてあきらめないでほしい。あきらめないでやり続ければ、きっといつか実現する。

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