国道207号沿いでハンドプレートを持って交通安全を呼び掛けた北鹿島小学校の全校児童や教職員、鹿島署員207人=鹿島市高津原

 鹿島市常広の北鹿島小学校(中原真平校長)の全校児童と教職員、鹿島署の警察官の計207人が2日、交通事故の多発する国道207号沿いで交通安全広報キャンペーンを実施した。児童らは「追突注意」「前を見よ」と書かれたハンドプレートを掲げ、大きな声でドライバーに安全運転を訴えた。

 蟻尾山公園まで歩く「新入学生歓迎遠足」が鹿島署の前を通ることから、署側が「遠足時に何かしらの交通安全の呼び掛けが合同でできないか」と提案したことがきっかけで初めて実現した。

 管内の交通事故のうち、約4分の1が国道207号で発生しており、「ここでの事故を減らさないと総数は減らない」と署員。“鹿島市国道207号立番大作戦”と銘打って臨む力の入れようで、児童の協力を得て安全走行を呼び掛けた。

 アピールしたのは署の前から御神松交差点までの約500メートル。児童らは歩きながら「思いやりを持って運転して」「スピードの出し過ぎに注意して」と声を張り上げた。横を通過する車も子どもらに目を留め、速度を緩めて走っていた。

 同校4年の中島玲奈さん(9)は「片手運転とかはやめて安全に運転してほしい」。同署の村田義弘交通課長は「呼び掛けを継続すれば事故は減ってくるはず。今後もしっかり啓発していきたい」と話した。

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