4月に焼き鳥店など2棟が全焼した鳥栖市京町の飲食店街の火災を受けて、橋本康志市長は2日の定例記者会見で「(飲食店街に)緊急車両が入れる道を通したい」と述べた。近くに市有地があり、その隣接地を含め飲食店街中心部までのコース取りを検討する。

 現場はJR鳥栖駅から南西150メートルの中央市場と呼ばれる地域で、古い木造家屋の飲食店約25店が密集し狭い路地が入り組んでいる。高齢者世帯が多く、4月15日の火災では、通報の遅れや強風など悪条件が重なれば、さらに被害が拡大する恐れもあった。

 「火災現場は(市長が元社長を務めた)中央軒のすぐ西側で、移転を考えないのか」と問われると、橋本市長は「実現性の高さを考えると、中央軒の所を(道路に)使うのが早いかも。ただ私は株主であって経営者ではないので、経営者の理解も必要」と応じた。一帯は過去に何度も整備計画が持ち上がったが、権利関係が複雑で意見集約できなかった経緯がある。

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