三養基郡上峰町は、中学生を対象にした原則無料の学習支援「地域未来塾」を実施する。町独自の放課後を利用した民間塾によるオンライン個別補充学習に加え、地域から募った学習支援員が復習を指導する。「中1ギャップ」の解消や希望進路の実現につなげる。

 町は単独で14年度から上峰中の生徒を対象に学習塾「ワオ・コーポレーション」(本社・大阪府)に委託しオンライン個別補充学習を実施。本年度は国事業の地域未来塾として11、12月に3年生(97人)、翌年2、3月に1年生(91人)を対象に1日20人ずつ、1人計5回、苦手教科の克服や入試対策を個別で行う。

 新たに、個別指導を受けないときは学習支援員の指導で、同社が提供するインターネット上の学習コンテンツで復習する。文科省の補助を得てタブレット端末100台を購入、無料の公衆無線LANサービス「Wi-Fi(ワイファイ)」の接続環境も整備する。総事業費は2098万円。

 矢動丸壽之教育長は「学校だけでなく地域や民間の力を借りて、子どもたちの学習意欲向上を図っていきたい」と話す。

 地域未来塾は経済的な理由や家庭の事情により、家庭学習が困難であったり、学習習慣が十分身についていなかったりする中学生への学習支援を目的に文科省が2015年度から取り組む事業。

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