文部科学省の板倉周一郎官房審議官は30日、同省の2017年度予算の概算要求を説明するため福井県庁で藤田穣副知事と面会し、廃炉の可能性も指摘される日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(同県敦賀市)について「関係省庁と連携し、運転再開に全力を尽くす」と強調した。

 板倉審議官はもんじゅの安全対策や維持管理費として199億円を計上したと説明したが、藤田副知事はもんじゅを巡って廃炉が検討されているとの報道もあるとし「地元としては困惑するし、遺憾だ。説明を尽くしてほしい」と不快感を表明した。

 藤田副知事は、もんじゅの運営主体の変更にも「しっかりとしたスケジュール感を持って対応してほしい」と強く要望した。【共同】

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