高齢者を助け、感謝状を受け取った山口秀明さん(右)と妻千草さん(同2人目)=鹿島署

 車が行き交う未明の国道を歩いていた高齢者を助けたとして、鹿島署は24日、自動車運転代行業の山口秀明さん(67)と妻千草さん(58)=嬉野市嬉野町=に感謝状を贈った。2人は「当たり前のことをしただけ」と喜んでいる。

 山口さん夫妻は、仕事を終えて車で帰宅途中だった6日午前4時ごろ、嬉野市嬉野町の国道34号の中央付近をはだしで歩いている80代女性を発見した。近くに車を止め、女性を歩道側に避難させて話し掛けたところ、帰る家が分からない様子で、会話もかみ合わなかった。鹿島署に連絡し、駆け付けた署員が保護した。

 国道は日中より交通量は少ないとはいえ、周囲は暗く、大型トラックなどが走っていた。女性は無事に帰宅できたという。山口夫妻は「ご家族がいるだろうし、悲しい思いをさせてはいけないと思った。大事に至らずよかった」とほっとしていた。

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