肥前吉田焼窯元組合(江口直人理事長、8社)と嬉野市は、第1回肥前吉田焼デザインコンペティションを開く。「小さな磁器産地、吉田焼の未来を拓く」をテーマに商品企画を募集し、入賞作は商品化する。

 ジャンルは器に限らず、メーンが磁器素材であれば異素材を組み合わせることも可。希望者は9月30日までに公式ウェブサイト(https://www.yoshidayaki.jp/)で申し込む(出品料1000円)。その後、10月31日までに所定の書類のほか、3DやCGのイメージデータか模型、正面・平面・上面の図を提出する。

 審査員は、生活用品メーカー「アッシュコンセプト」の名児耶秀美社長、設計事務所「オープン・エー」の馬場正尊社長ら6人。結果は11月下旬に発表。グランプリ1点、準グランプリと優秀賞各2点に賞金などがある。受賞作のほか優れた企画は打ち合わせの上、商品化を進める。

 吉田焼は1598(慶長3)年、秀吉の朝鮮出兵を機に鍋島直茂が連れ帰った陶工に始まるとされる。19世紀初頭には窯数が増えて栄え、その後一時は中国や朝鮮にも輸出した。

 企画した辻諭さん(36)は「いまの吉田焼は、市場に合った商品開発や流通面の改革、人材育成などの課題を抱えている。デザインコンペを吉田焼の大きな転換点にしたい」と話す。

 詳細は公式サイトで確認できる。

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