教育現場でのICTでの活用例を共有する教諭たち=佐賀市の佐賀大

■千々岩教諭(塩田小)「班で協力しソフト作成」

 教育現場での情報通信技術(ICT)の活用例を共有するセミナーが佐賀市の佐賀大本庄キャンパスで開かれた。4人の教師が、特別支援教育や進路指導などで子どもたちの興味を引きつけ、学習や就職の手助けしている事例などを報告した。

 熊本市の小学校で特別支援学級の担任を務める家郷朋子教諭は、ゼロから創作することが難しいこどもたちに対し、絵本づくりのアプリを使って物語を構成し、発想を手助けしていることを紹介した。支援学級の取り組みについての動画を作り、全校児童に理解を深めてもらっていることも伝えた。

 塩田小(嬉野市)の千々岩延泰教諭は、プログラミング教育を実践。「塩田津」の良さを伝えるソフトを班ごとに作成した。千々岩さんは「ソフトが動かないといった『問題解決』にチームで協力して臨む機会になった」と成果を語った。福岡県の商業高校に勤める徳久愛子さんは、進路指導で自己分析や思考整理する場面でICT活用に取り組み始めていることを報告した。

 大和中(佐賀市)の中村純一教諭はテクノロジーの可能性について言及。「子どもたちが大人になった時を考え、今どんな教育ができるか考えるべき」と呼び掛けた。

 セミナーは佐賀大が開き、教員ら約15人が参加した。

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