佐賀県と唐津市呼子町の業者による養殖フグ肝の食用解禁の提案に、内閣府食品安全委員会が「食品としての安全性が確保されると確認できない」とした評価書案に関し、佐賀県は2日、パブリックコメントに反論意見を提出した。評価の根拠として不十分と考えられる部分の確認などを求めている。

 食品安全委の評価書案は、陸上養殖トラフグの肝臓にまひ性貝毒が蓄積することについて「可能性を否定できない」としている。県は「食品衛生検査指針」のフグ毒の留意点で「日本産フグの場合、まひ性貝毒の含量はテトロドトキシンに比べ著しく小さく、マウス試験の結果にはほとんど影響を与えない」という記述を引用し、具体的、科学的な根拠の提示を訴えている。審議での提案者による説明の機会設定も要請した。

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