説明会では、各企業の人事担当者が60歳以上の求職者に働きやすさなどをアピールした=佐賀市のグランデはがくれ

 人手不足に悩む佐賀県内の企業と60歳以上の求職者をマッチングする会社説明会(県、県中小企業団体中央会主催)が、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。福祉や警備などの20社が豊富な経験を持つシニア層を採用しようと、訪れた求職者61人に自社の働きやすさをアピールした。=写真

 このうち佐賀市の警備会社は、希望の勤務時間にできる限り配慮していることを強調。交通誘導を担う警備員のほとんどが70代近くで、退職が相次ぐ一方、ここ4年全く採用できていないといい、「得意先の仕事以外は断っている。何とか確保したい」と語った。

 白石町の福祉施設は職員2人の産休取得を控え、介護福祉士を募ったが、面接に訪れたのは1人だけ。「資格がなくても何とか人手を確保したい」と切実な様子だった。

 説明会は県が2014年度にスタート。労使双方に開催の要望が強く、15年度は2回、本年度は3回開いた。これまで50人の採用につながっているという。

このエントリーをはてなブックマークに追加