ろうそくのほの明かりとともに佐賀の酒や料理を楽しむ参加者=佐賀市の県酒造会館

 ろうそくのほの明かりとともに佐賀酒を楽しむ「art’s sake~灯し夜~」が佐賀市の佐賀県酒造会館で開かれた。一夜限りの幻想的な風景の中で、上質な日本酒と料理のマリアージュ(組み合わせ)を楽しんだ。

 ろうそくの暖かな光が映えるよう、来場者のドレスコードを白に統一。参加者が作ったミモザの花束を食卓に飾り、ウエルカムドリンクはライムを浮かべた日本酒カクテルを用意するなど、一風変わった趣向を凝らした。

 料理は、佐賀酒アンバサダーを務めるフードコーディネーターの中本千尋さんが担当。上質な酒で味を調えたスープや、大吟醸の酒かすにつけ込んだ豚肉のローストなど、料理の中にも佐賀の酒を織り込んだ。中本さんも「酒には穀類のうま味を引き立てたり、コクを出すなど使い道も多い。いいお酒を使って」とワンポイントアドバイスをした。

 築38年の県酒造会館は老朽化のため本年度で取り壊されることが決まっており、最初で最後のイベントとなった。参加者は「洋風料理にも日本酒を使うのは新鮮で、お酒に良く合う」「ろうそくの明かりのムードでおいしく感じた。季節に合わせた楽しみ方をもっと知りたい」と楽しんでいた。

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