16日、佐賀市の旅館あけぼので「ひとり会」を行う古今亭菊之丞

 佐賀市の旅館あけぼの「春の独演会」が16日午後7時から、同旅館で開かれる。落語家の古今亭菊之丞(ここんてい・きくのじょう)が「ひとり会」を行う。菊之丞は円生、志ん朝の伝統を受け継ぐ江戸前の噺家(はなしか)。正統派の古典落語に定評のある実力派が巧みな話芸を披露する。

 菊之丞は1972年、東京生まれ。91年、古今亭円菊に入門。94年に二ツ目、2003年には真打ちに昇進。音域の広い伸びやかな声とメリハリのきいた滑舌で、女性が出てくる噺を得意としている。

 NHK新人演芸大賞、国立演芸場花形演芸会金賞のほか、昨年は文化庁芸術祭賞大衆芸能部門優秀賞を受賞した。NHKのテレビ番組「超入門落語THE MOVIE」にも出演した。同旅館「春の独演会」は1995年から始まった本格的な古典落語の会。同旅館の音成日佐男社長は「初心者から通まで幅広く楽しめる。菊之丞さんならではの正統派古典をじっくり堪能して」と話す。

 全席自由で3000円(当日500円増し)。CDや色紙が当たる抽選会も行う。問い合わせは同旅館、電話0952(24)8181。

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