政府、自民党は30日、秋の臨時国会を9月26日に召集する方針を決めた。自民党の二階俊博幹事長が官邸側と合意したと党本部で記者団に明らかにした。当初、官邸側は9月中旬の召集を検討したが、来月15日の民進党代表選に配慮する必要があるとの自民党側の主張を受け入れた。国会論戦では環太平洋連携協定(TPP)の承認案件などが焦点となる。

 自民党幹部によると、安倍晋三首相は成長戦略の柱と位置付けているTPPの承認案件や関連法案を確実に成立させるため、9月13日や16日の召集案を党側に打診。二階氏ら党執行部は円滑な国会運営に向けて「民進党の新体制が臨時国会の準備を進められる日程にすべきだ」と訴え、調整が続いていた。

 臨時国会では、TPP承認案の他にも2016年度第2次補正予算案など与野党対立が想定される案件が山積している。国会会期は11月末か12月上旬を会期末とする案が浮上している。【共同】

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