観光庁は31日、6月に国内のホテルや旅館に泊まった日本人と外国人の延べ人数が前年同月比1・2%減の3700万人だったと発表した。熊本地震の影響で5月に全県で前年割れとなった九州では、熊本、福岡、佐賀の3県が増加に転じ、改善の兆しが見られた。

 九州全体では、地震直後の4月が11・0%減、5月が18・4%減と落ち込んでいたが、6月は7・7%減まで回復した。

 九州でプラスだった3県は、熊本5・6%増、福岡2・8%増、佐賀0・9%増だった。熊本は復興事業に携わる建設作業員のビジネスホテルや簡易宿泊所の利用が増えていることが要因とみられる。

 残り4県は、大分26・4%減、長崎20・0%減、宮崎13・8%減、鹿児島12・1%減で、いずれも減少幅が縮小した。観光庁の担当者は「地震の影響は残っているが、回復傾向が強まっており、今後の増加が期待できる」としている。

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