歌唱を担当した唐津市出身の演歌歌手六本木ヒロシさん=唐津神社境内の「唐津小唄」歌碑の前

古唐津風に千鳥をあしらったCDジャケット

 昭和5(1930)年、北原白秋が作詞を担当し、北九州鉄道(現在のJR筑肥線)沿線の風景や歴史、故事を歌った「唐津小唄」の完全復刻CDが完成した。

 「唐津、唐船、とんとの昔~」と子どもたちが口ずさみ、大人は盆踊りに興じた懐かしのご当地ソング。再び市民の愛唱歌にと、7日午後5時半から、唐津市中町のライブバー「FUNKY」で披露会を開く。

 CDは42章約40分。一章(44秒)ごとに玉島川、虹の松原、鏡山、呼子綱引き、名護屋城など唐津の名所、名物を取り上げ、三味線の第一人者本條秀太郎さんらが演奏、唐津市出身の演歌歌手六本木ヒロシさん(38)が歌唱を担当する。

 まだ曲の記憶が残る昭和30年世代の寿司店主松尾雄二さん(58)や眼科医院長の加藤博彦さん(52)らが保存会を結成。ジャケットデザインも会員の河内野信恒さん(56)が手掛けた。

 松尾さんは「老人施設の70、80代の人に聞かせたら、とにかく懐かしがられていたそうで、それが何よりうれしい」と喜ぶ。本條さんのもとに2カ月通った六本木さんは「言葉を大事にしながら、唄の色気が出るよう心がけた」と話す。

 CDは1500円(税別)。呉服町のみきや楽器店などで扱う。披露会は軽食付き2千円。参加自由。問い合わせは同保存会、電話0955(58)8889。

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