任期満了に伴う役員改選で組合長に再任された徳永重昭氏=佐賀市のマリトピア

 佐賀県有明海漁協は30日、通常総代会を開き、任期満了に伴う役員改選で、代表理事組合長に現職の徳永重昭氏(69)=佐賀市川副町=を再任した。任期は3年。

 通常総代会で新たな理事候補者9人の選任案を諮り、賛成多数で承認された。その後、理事会が開かれ、徳永組合長の再任が決まった。副組合長(非常勤)には佐賀市支所運営委員長の杉町省次郎氏、専務理事に参事の江頭忠則氏が選任された。

 質疑では、佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画に関して「組合として方針を明確に決めておいた方がいいのではないか」との質問が出た。

 徳永組合長は「漁協としては基本的にいろんな影響が出るのであれば賛成できないというスタンス」とした上で「(地権者が集中する)4支所だけの問題ではなく、有明海全体の問題と捉えている。県が賛否を表明していない現段階で組合として機関決定をする考えはない」と答えた。一方で「地権者がそれなりの判断をすれば、それは尊重するしかない」とも述べた。

 総代会後、記者団に対応した徳永組合長は、開会中の県議会でオスプレイ配備計画「受け入れ」を促す決議案提出の動きがあることに関して「県に汗をかくよう求めているようだが、議員も汗をかくような努力をしてほしい」と注文した。

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