鳥栖―神戸 前半、先制ゴールを決める神戸・中坂(左)=ノエスタ

鳥栖-神戸 前半30分、鳥栖FW趙東建(左)がシュートを放つ=神戸市のノエビアスタジアム神戸

 鳥栖が放ったシュートは神戸を上回る11本。前半の失点からギアを入れ替え、後半は一気に攻勢に転じたが、無得点に終わった。フィッカデンティ監督は「これだけチャンスをつくれたのなら、点を取れてよかった」と悔しさをかみしめ、淡々と振り返った。

 前半は、神戸のブラジル人MFウエスクレイやニウトンらに中盤のボールを支配された。失点の場面は、ウエスクレイのシュートのこぼれ球を押し込まれた格好。MF原川は「中に絞って受ける回数が多かったが、あの場面もスペースを消さなければならなかった」と語った。

 後半はチーム一丸で攻めに転じた。途中出場で最初左に入ったMF水野が終盤右に移るなど、選手交代のタイミングや時間帯に応じてポジションを巧みに変えながら、サイド攻撃も多用した。

 後半34分、FW田川がペナルティーエリア内でパスを受けてシュート。ロスタイムにはDF吉田が相手DFをかわして上げたクロスにフリーのFW趙東建が頭で合わせたが、いずれもゴールは揺らせなかった。田川は「焦っていた。ゴール前でもっと落ち着いてやれていれば…」と悔やんだ。

 これでルヴァン杯は2分け1敗。勝ちに見放された状況に「取るべき時に取らないといけないと改めて感じた」と水野。1次リーグ突破の目標達成は厳しくなってきたが、フィッカデンティ監督は「諦めず、折れずに今のやり方を続けていく」と強調、選手に一層の奮起を求めた。

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