遣唐使船レースで白熱した戦いを繰り広げる出場チーム=佐賀市の嘉瀬川

  遣唐使船を模した和船でスピードを競う「第21回遣唐使船レース」が27日、佐賀市の嘉瀬川で開かれた。職場の同僚や友人らで結成した県内外41チームが出場し、息を合わせて川面を力漕した。

 装飾された朱塗りの和船に12~16人が乗り込み、4チームずつの予選や敗者復活戦、決勝などを戦った。長崎からペーロン選手権大会出場チームも出走するなど、県内外からの参加でにぎわった。ドラや掛け声に合わせ、水しぶきを上げながら往復500メートルの速さを競った。ゴール直前まで競り合う白熱のレースもあり会場を沸かせていた。

 毎年参加している県内のALTで結成した「Saga JETs」チームのキャプテン、モーズ・アシュリンさん(25)は「思うように進まずレースはきつかったけど、力を合わせて漕ぐことでまとまることができた」と笑顔を見せた。

 決勝では時津ペーロン(長崎県)がトップでゴールし優勝を飾った。

 奈良時代に来日し、中国文化や仏教を広めた中国の高僧、鑑真和上の一行が嘉瀬津(佐賀市嘉瀬町)に上陸したとされる伝承にちなんだイベントで、同レース推進協議会が毎年開催している。

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