小中学生の理科作品展始まる

小中学生の理科作品展始まる

 県内小中高校生の理科研究の優秀作品を見ることができる「県児童生徒理科作品展」が20日、武雄市の県立宇宙科学館で始まった。2年連続で知事賞に輝いた田中心透(こと)さん(鳥栖市・弥生が丘小6年)と満原愛翔(かなと)さん(武雄青陵中3年)の作品など、身近な疑問や興味について追求した109点が並んでいる。10月1日まで。

 各地区から寄せられた203点で最終審査を行い、最高賞の知事賞など109点の優秀作を選び、展示している。高校生の知事賞には佐賀西高サイエンス部の「脂肪酸の単分子膜形成における疎水基の効果」が選ばれた。

 田中さんの研究は「メダカの体色徹底調査」。昨年に続くメダカの体色の研究で、異なる色のメダカを交配させるとどんな色のメダカになるかを、遺伝の仕組みなども含めて調べ、「ふ化直後はさまざまな体色でも、成長すると数種の色にまとまる」「親と異なる色のメダカも生まれる」ことなどを突き止めた。

 満原さんは「制震実験3~震動エネルギーVS運動エネルギー」がテーマ。2年連続で地震のエネルギーの研究で、制御装置も添えて研究の成果をまとめた。

 このほか、「松ぼっくりは水につけるとなぜ閉じるのか」など身近な生物や植物に目を向けた研究や、水ロケットや糸電話を考察した作品など、力作が並んでいる。(小野靖久)

 (入選者は後日、「みんなの表彰」に掲載する)

 【写真】身近な疑問を研究したさまざまな作品が並ぶ児童生徒理科作品展=武雄市の宇宙科学館

このエントリーをはてなブックマークに追加