■9月から 国が研究地域に指定

 武雄市が文部科学省の外国語教育を中心としたカリキュラム研究地域に指定された。9月から市内3小学校で3、4年生も英語の授業を導入、5、6年生は授業時間数を増やして内容を充実する。次期学習指導要領を先取りして、外国語教育の充実と授業時間を確保する方法を研究する。

 2020年度に全面実施される次期指導要領では、「外国語活動」として英語を3、4年生に前倒しして週1こま(45分)で始める。5、6年生の外国語活動は英語として教科となり週2こま(年70こま)に倍増する。

 カリキュラム研究には全国で12の自治体や学校が指定を受けた。期間は来年度までで、授業時間の捻出と、学習内容の充実にいち早く取り組む。通常より半年から2年間程度先行することになる。

 武雄市は実践校として、既に英語教育に力を入れている東川登小と朝日小、若木小の3校を選定。5、6年生は授業時間を段階的に増やす。3、4年生は週1こまの授業を新設する。

 5、6年生の授業は現在、会話はコミュニケーションの「聞く」「話す」が中心で、今回は単語や文法を教える「読む」「書く」も充実させていく。中央教育審議会の大学入試改革では、この「4技能」を総合的に育成し、評価することを求めている。

 授業時間の確保は、45分枠新設や夏休みの縮減など多様な方法がある。45分枠の新設は容易ではないので、始業前や給食後などに15分単位の時間を設けて合わせて45分にすることなども考える。

 市教委は「3校で先行実施する経験を、次期指導要領の全面実施に生かしたい。県内にも取り組みの状況などを伝えていきたい」としている。

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