8月期は103点の応募で月平均より20点ほど少なかったようです。このくらいが選考しやすくこれ以上になりますと常連者が並びますので苦労します。新人が結構このところ頑張っていますので紙面にも変化が出てうれしいです。最近は佐賀市以外の応募が増えてにぎやかになりました。

 最優秀賞の野田さん。初の受賞。このところ唐津市から異彩を放っています。夏の代表ヒマワリをコラージュ(貼り絵)でさわやかに表現しました。先の「星の会」展でも会場で熱心に鑑賞しておられましたので声を掛けたら「この人」でした。

 優秀賞の中島さん。いつも工夫を重ねて応募されるのでなかなか外せません。有明海からの暑中見舞い、全国展でもいいところへ行きそうな作品です。久保田教室の皆さん、うますぎです。

 優秀賞の山口さん。サクランボ。色の出し方に皆さん苦労しますが、光る部分を意識し、薄い色を塗り、乾く前にその絵に濃い色を重ねる。光る部分に修正液の白を載せるとバッチリ仕上がり。

 佳作の枝吉さん。毛筆でヒマワリをじっくり観察。筆先に命を感じます。他の作品も甲乙つけがたくいつもの姿勢に感動さえ受けます。ご主人の介護の合間に絵手紙を描き続ける頑張り屋さん。

 佳作の坂田さん。初の受賞。子どものようにセミと遊ぶ姿が想像されてほほ笑ましいです。葉の流れに合わせてセミの形。丁寧な描写にうっとりです。このところ唐津市の皆さんに注目です。

 佳作の嬉野さん。初出品での受賞。大きなハチをはがきいっぱいに描き、その怖さを強調。その反面、私に気をつけてと叫ぶところにユーモアが重なって訴求力抜群。家には飛んで来ないでね。

 「こころの絵手紙選手権」も次回9月期で丸12年を迎えます。今年の年間大賞2人を入れ24人の「年間大賞」受賞者が出ることになります。一応の区切りとして、終了させて頂きます。今後はまた別の形として、新聞社の方で企画して頂きますのでご了承ください。全国展でも数多くの佐賀県からの受賞者が増え、この10年間の底上げはすごいものを感じます。毎月大きな紙面を頂けた結果だと思うし、これまでご協賛いただいた日本郵便株式会社九州支社にも厚くお礼申し上げます。

 (絵手紙「星の会」代表、九州漫画の会顧問)

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