10回広島1死満塁、丸が中前にサヨナラ打を放つ=マツダ

 広島が延長サヨナラ勝ちで3連勝。貯金を30に増やし、優勝マジックを9とした。5-5の十回1死満塁から丸が中前打で決着をつけた。5番手の中崎が3勝目。DeNAは五回に逆転したものの3連敗。広島戦の負け越しが決まった。

 広島―DeNA23回戦(広島13勝10敗、18時、マツダスタジアム、31406人)

DeNA000 050 000

広島000 140 000

0 5

(延長10回)1x 6

▽勝 中崎55試合3勝4敗28S

▽敗 田中53試合3勝1敗

▽本塁打 鈴木23号(1)(砂田)筒香38号(1)(九里)菊池13号(1)(砂田)エルドレッド19号(2)(加賀)

▽二塁打 田中(広)2、戸柱、新井、菊池▽犠打 砂田▽妨害出塁 安部(戸柱)▽失策 桑原、戸柱、田中(広)、会沢

▽試合時間 4時間20分

〈いつも通り粘れた〉

 …劣勢を一丸ではね返し、接戦を制する。「今季の戦い方」(緒方監督)を繰り広げた広島が9度目のサヨナラ勝ちで3連勝を飾った。延長十回、中堅への殊勲打で決着をつけた丸は「いつも通り粘ることができた」とナインの思いを代弁した。

 五回、失策絡みで逆転されて4点のビハインドを背負っても、即座に反撃。1死から菊池が「うまく反応できた」と13号ソロ。2死から新井が好機を演出し、鈴木の中前打で2点差に迫った。さらにエルドレッドが「しっかり引きつけて自分のスイングができた」と地元ファンの期待に応える19号2ラン。一気に試合を振り出しに戻した。

 「どんなに離されても、まずは一点一点。つなぐ意識が浸透している」と丸は言う。「一点ずつ返せば少しずついい雰囲気になる。今日もそういう展開だった」。今季何度も逆転劇を演じる中で、チームには確固たる自信が生まれていた。

 真骨頂の粘りで球団最多の76勝目。貯金は30の大台に乗り、優勝へのマジックナンバーは点灯から滞ることなく、丸の背番号と同じ「9」まで減った。広島がラストスパートに突入した。

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