九州学校農業クラブ連盟大会のプロジェクト発表でヒューマンサービスの最優秀に輝いた佐賀農業高カフェ部=白石町の同校

■カフェ活動通じ子ども食育

 8月に鹿児島県であった九州学校農業クラブ連盟大会のプロジェクト発表で、県代表の佐賀農業高(白石町)チームが、ヒューマンサービス((3)類)部門の最優秀に輝いた。県勢が九州大会のプロジェクト発表で最優秀に輝いたのは約20年ぶり。10月に大阪府である全国大会に挑む。

 受賞したのは、江北町で毎月、手作りケーキカフェを開いている同校カフェ部の有志9人。地域の特産物の伝承につながる取り組みなどがテーマの「ヒューマンサービス」部門で、カフェの活動を発展させた食農教育について発表した。

 カフェでは地域の食材を使い独自開発した商品を提供してきたが、来店する子どもたちが地元の農産物を知らないことが分かった。そこで、佐賀女子短期大(佐賀市)と協力してレンコンや米、大豆を使ったクッキーを作ったり、同短大系列のこども園に出向いて紙芝居で食育や農業について教えたりした。7月には、地震被害を受けた熊本の保育園にもボランティアで訪れ、活動の幅を広げた。

 発表種目はチームで取り組む「プロジェクト」と個人の「意見」があり、プロジェクト発表で県勢が九州最優秀に選ばれたのは1997年以来。全国大会に挑む中村萌実・カフェ部長(17)は「最優秀なんてまさかという感じ。でも、強いといわれる九州勢の代表として、もう少し保育園を回ったり、クッキーを改良したり、さらに手を加えて全国でも頑張りたい」と意気込む。

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