唐津市の峰達郎市長は3日、玄海原発3、4号機の再稼働について「市議会の意見を聞いて検討したい」との考えを示した。市議会は今月末に玄海原発の現地視察などを計画し、その後、意見を取りまとめる予定。隣接自治体として最終的な意思表示は月末以降になる見通し。

 全市議で構成する市議会玄海原発対策特別委員会が同日開かれ、終了後の取材で答えた。佐賀県の山口祥義知事に意見を述べる場となる18日のGM21ミーティングでの賛否の表明については「答えられないと思う」と語った。

 この日の特別委では、議会の要請に応じて資源エネルギー庁、原子力規制庁、内閣府の国の3機関が、エネルギー政策や玄海原発の審査、避難計画などを説明した。次回は九州電力から説明を受け、玄海原発を視察する。定例議会閉会後の27日で調整中で、取材に対して三浦重徳委員長は「賛否になるかは分からないが、議会として何らかの形で意見を取りまとめたい」と話した。

 原発から5キロ圏内の人口は立地自治体の玄海町よりも唐津市が多い。峰市長は1月の市長選では「条件付き賛成」と再稼働に前向きな立場を表明して当選している。

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