給食費無料化経費を予備費に回した新年度当初予算案を全会一致で可決する議員たち=上峰町議場

 三養基郡上峰町議会(10人)は3日、臨時議会を開き、学校給食費を無料化する経費を予備費に回した新年度一般会計当初予算案を全会一致で可決した。7日に町長選告示を控え議会内でも対立が激しさを増す中、新年度の行政機能のまひという事態は避けられた。

 財政課長が2月議会で否決された当初予算案のうち、学校給食無料化経費4200万円を削って予備費に回したことを説明した。武広勇平町長も「なるべく早い予算通過が必要と判断し、予算特別委員会の少数意見を重視した」と述べた。

 当初予算の成立を受け、武広町長は「来年度の住民生活に影響がなく良かった」と胸をなで下ろし、給食費無料化については「子育て世代の負担感をなくすためにも実現したい」と選挙公約に掲げることを明言した。

 学校給食費に関し、町長選立候補を表明している新人で元町会計管理者の鶴田直輝氏(66)は「各家庭の子どもの数に応じ給食費の減免を行いたい」と話す。

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